あいのそのブログ
たいせつな いのち
8月2日(水) 朝、年長の保育室に行くと...
『せんせい!カブトムシ、しんでる!』
なんと、昨日まで元気だったカブトムシが1匹しんでしまっていました。
5月にホームクラスの仲間入りをしたカブトムシ。
霧吹きをしたり、エサ替えをしたり、時には一緒に遊んだり、
仲良くしてきたカブトムシ。ホームクラスの一員だったカブトムシ。
『どうしようか?』と聞くと
『お墓をつくってあげよう。』『家でもそうしてる。』との声が聞こえました。
そして、一番お世話をしていた子が『みんなで行こう!』と声をかけてくれ、
幼稚園の大きな桜の木の下に行くことに。
大きな、深めの穴を掘りました。
『お墓って知ってる?』との声かけに、『じいじのお墓行ったことある。』など、自分達の知っていることを話してくれた子ども達。
カブトムシに声をかけながら、穴に埋め、お墓ができました。
ある子が『目印をつけよう』と、枝をさすと『葉っぱもいるかな?』
『大きい葉っぱがいいかな』と子ども達なりに考え自ら行動する子ども達。
最後はみんなで手を合わせて、心の中でカブトムシに声をかけてくれました。
お世話をすることで、大切に思う気持ちが芽生え、
カブトムシを通して、命の大切さをより感じることができた瞬間になりました。
また、命はなくなっても、お空から見守ってくれることや、時々夢に出てきてくれることなど話をすると少し安心した表情を見せる子もいました。
お盆が近づいてきました。ご家庭でも、お盆やお墓まいりの話などを通し、"いのち"について話してみてはいかがでしょうか?